2011年 02月 02日
嗚呼、勘違い(恥) パート1
擂沙湯丸 という チュウカのお団子。
上海で、お正月に頂く点心なのだそうで。
きなこをまぶしたお団子のあんは、ゴマあんです。
ショウガシロップで頂くやつも大好きだけど、きなこがけも美味しいです。
見た目もカワイイ。
と、今日の題名の、勘違いですが。
午前中、娘を公園で遊ばせておりまして。
1歳年下の子が砂場で砂を撒き散らして遊んでいるのを、周りのお母さん方、
「そうねー、明日は節分だもんね。」
「豆まいて、後片付けが大変だよね。」
「そういえば、恵方巻き、やってる?うち、関西出身だからやっているけど。」
中国正月に浮かれまくって、節分なんてさっぱり忘れていたアタクシって、本当に日本人なのでせうか?(大汗)
正月だからって、このゴマ団子もせっせと作ったんだもん。しくしく。。。。
ついでに、家の娘は元気です。風邪ひとつひきません。
最近は、電話のしかたもサマになっています。
「もしもし。はいはい。
・・・・え?
そうねー、にんじんとぉ、だいこんとぉ。
・・・・・
あはははは~!
はい、わかまった!
ばいばいっ!」
いったい、誰と話しているのでせうね。。。(汗)
2011年 02月 01日
卵が先か。
これは、オトーチャンが夜にお出かけした時の、ワンプレート晩御飯。
娘と2人で食べるときには、大体こんな感じの手抜きご飯です。
カイ・パロー(卵の甘い煮込み)。
お肉とゆで卵と、今回は省略しましたが、油揚げを、ナムプラー、パームシュガー、ブラックソイソース(甘いおしょうゆ)と五香粉で、甘じょっぱく煮込んだやつ。これも子供受けタイ料理。
・・・・
名前には、卵(カイ)が入りますが、メインは、どう見てもお肉ですね。
しかしこの料理、お肉は実は、何を使ってもいいのです。
豚肉(ムー)を煮ても美味しいし、タイではあひる(ペット)の肉で作ったりもする。
でも、卵は、どうやら必須らしい。
そうだよね、やはり煮卵は、ないと悲しい。
その、卵ですが。
←これも、たまごです。(汗)
ゆで卵の殻を剥くことを覚えた娘、
ゆで卵を見ると
「たがも(卵)、ひいたって(手伝って)くれる(あげる)のっ!!!」
と、キーキーうるさいので、それじゃー剥いてちょーだい と渡してしばし後。
黄身だけゴロリと手のひらに乗せて
「たがも、生まれたのぉ~!」
そういう言い方やめてー、バロットじゃないんだから!
いや、ここは日本、そんなことはないと思いながらも、一瞬黄色い球状のものを見て、かーちゃんビビリました。
しかも娘、剥いた白身、ちゃっかり食べているし。(怒)
しかし、子供って、卵が好きね。なんでだろ?
2011年 01月 27日
ソバメシ
冷蔵庫を覗いて、「おお、あれが出来るじゃん」と、ぱーっと作るのが、やはりタイ料理になるところ、
私も相当に思考がタイらしい。
パット・ウンセン・サイ・ カイ という、食堂の定番メニューの1つ。
この料理名を直訳すると、「卵いり 春雨炒め」。
ニンニクを香りがたつまで炒めたら、薄切り肉を炒めて、調味料と水で戻した春雨を投入したら、野菜を加えて、その野菜の水分と加減しながら加える水で春雨を戻しつつ、味を入れていき、最後は卵を溶きいれて、ざっくり混ぜたら出来上がり。
フライパン1つで作れるし、野菜も肉も入るし、炒め煮なので油は少量。
おまけにメインの具は春雨ときたものですから、かさも随分と増えるためにお財布にまで優しいときたもんだ。
今回入れた野菜はトマト、きゃべつに玉ねぎ。味付けはケチャップとお醤油、少量のオイスターソースとお砂糖。
ちょっと甘くてしょっぱくて、おまけにちゅるちゅる。ふんわり卵まで絡まった時にゃー。
お子様受けばっちりの、ソバメシなのさ。
そう、普通、ご飯にかけていただくのです。
日本では、関東地方しか住んだことのないアタクシ、やきそば定食が信じられんと思いつつ、こういう、春雨チュルチュルはオカズになるって、それって、タイ生活で身につけた「慣れ」というものなんだろうな。
と、さて。
うちの「食いしん坊将軍」が大好き要素がたっぷりの、この日のオカズなのですが。
日中、散々公園で駆けずり回ったりしたくせに、お昼寝の時間になって
「じぇいくん、みるのーっ!」とDVDを持ってきたのを、うっかり見せてしまったら。
そのまま何だかんじゃと起きつづけ、
夕食の準備中に無意味にモノに八つ当たりしたり号泣したりした挙句、
晩御飯が丁度出来上がった時になって、抱っこで1時間ほどお休みになられまして。(怒)
布団におろすとまた泣くので、オカーチャンは娘を抱っこしたまま1人で食ました。(涙)
2歳児、まだ君はお昼寝しないと身が持たないのだよ。
それにしても、久々に見てしまった「カンフーダンク」、内容はともかく、ジェイははまり役である。
ばかばかしいストーリーなので、娘にも大好評。
2011年 01月 24日
合わないと思えども、すっとこどっこい美味しいのよ。
今月のレッスンでお教えする料理、その3の、ザボンのサラダです。
ヤム・ソムオーと、タイではいいますが、これは、ばんぺいゆを使ったものです。
そういえばばんぺいゆって、今、関東地方でも大きなスーパーなどで、売られているのですね。センセーびっくりだ。
さて、この、ポメロサラダ。
ドレッシングのレシピは色々あるようですが
うちのレシピは、こっくりしたドレッシングに、ココナッツミルクもかけていただくタイプをお教えしています。
しかし、ココナッツミルク好きな女子連から、最初は「かんきつ類とココナッツミルクは合わなさそう」的なご意見もあり。
そうねえ、かんきつとココナッツミルク。
すっとこどっこい。
ソムオーだからこそ、日本では、晩白柚だからこそ、合うと、思います。
すっぱー!とか、あまー!とか、かんきつ独特の苦味(これもうまさのうちなんだけどね)とかがない、サラリとした味だからこそ、深みのある味わいのドレッシングとココナッツミルクが合うのだと思います。
それこそ、文旦だの何だのと、似た様なかんきつ類で試してみて、敗北を繰り返したアタクシが言うのですから。
失敗したかんきつ類さん方が悪いわけではないのですがね。
なお、ベトナムの、ざぼんのサラダは、さきイカと合わせるらしいです。
いやん、そっちのほうが、タイ料理のセンセー、びっくりだー。
2011年 01月 21日
ショウガ・サマサマ
すいません、あまりに寒いので、温まるネタを先に書かせてください。
ジャムねーちゃんから美味しいショウガを頂いたこともあるし。
ブチョウ、ショウガはきちんと有効活用させていただいておりまするー。
まずは、やはり、ゲーン・ハンレー。(タイ北部の 豚肉とショウガのカレー)
タイカレーの中では基本最低限のハーブ、スパイスしか入れないカレーペーストで豚肉を柔らかく煮込み、
たっぷりの千切りショウガとピーナッツをふりかけて頂きます。
チリとショウガは 体を温めますな。
・・・同時に、レモングラス他、消化を助ける効果のあるハーブもカレーペーストにばっちり入っていますので、がっつり食べても胃はスッキリなのですね。
この、すっきり感も、タイ料理ということで。
ついでに、ショウガさまさまを 色々と。