2010年 08月 31日
ひと手間 ヒトテマ
・・・・・私は、すいません、まだ、9月のレッスンのレシピが仕上がっておりません。
がんばってはいます。今しばらくお待ち下さい。(誰に言っている、あたし?)
と、おもうと、料理って、自由研究のテーマによさそうですねえ。
なんて思っていたら、実際、そうやって宿題しているお子さんもいらしゃるそうで。
ふふ・・・・・うちの娘が小学生になったら、自由研究にはタイ料理か。

そんな、自由研究っぽい、今月のレッスンのメイン。
カオ・モック・ガイ。イスラム風鶏飯とでもいいましょうか?
スパイスをちゃんとブレンドしました。 いや、ちゃんと作ったものは、市販の粉よりもスパイスの種類が少なくても美味しいと思ってしまうのは、「自分で作りました」的達成感のせいか? いや、違うな。明らかに香りが違う。
なんたって、あーた。 香りがよくする魔法もかけましたから。(笑)
・・・・魔法だけじゃ、美味しくはならん。
他にも、レッスンでは色々がんばってもらいました。
例えば、フライドオニオンを自分が揚げるとか。 これは市販のものもあるけれど、やっぱり揚げたてがうまい。
あとは、写真の後ろにある、スイート・チリソース。
自分で作れます。簡単です。ちょっとしたコツが分かれば、美味しいものがそのつど出来立てを楽しめます。
スイートチリソースって、市販のものを買うと使い切れないという声も多いので、使いきりサイズでお教えしておりまする。
じゃなくても、自分で作ったほうが、やっぱり美味しいもんな。
なお、こちらのカレー炊き込みご飯、このスイートチリソースをかけた途端にアラビックからタイになるそうです。恐るべし、スイートチリソース。
そういえば、自由研究していた人が1人。
2010年 08月 29日
暑い時には何故カレーが食べたくなるのか?
2010年 08月 25日
冷蔵庫にあるもんで

目玉焼きのサラダ。
はい、何でも、サラダになってしまうのであります。
もともと、タイのサラダ、ヤムっちゅーもんは、前の日の余りモンをあっさりさっぱり野菜たっぷり、ナムヤム(ドレッシング)とあえてご飯と一緒にサラっと食べてしまおうというのもらしく。
なので、あぶったお肉のサラダだの茹でたシーフードのサラダだの、バリエーションは豊富なのですが、
中でもこの、目玉焼きのヤムは、私はかなり好きな部類のヤムであります。
なんか、卵って、食べるとほっとするんだもん。
しかも、卵やらトマトやら、結構冷蔵庫に常備されているもので作れちゃうから、突然タイっぽいものが食べたくなった時にチャチャっと作れちゃう。
・・・・・・
作れるか?
いや、昔は余裕で作っていたが、今の我が家の場合、通常無理である。
だって、オトーチャンが 生ナムプラーが苦手なんですもの。
だって、オトーチャンが、セロリが苦手なんですもの。
だって、オトーチャンが、パクチー苦手なんですもの。
おまけに、まだ娘もそれほど生野菜を好んで食べないお年頃なので。
しくしく。。。。。
2010年 08月 24日
地味なのですが。

こーんな 草とか

こーんな葉っぱとか

とにかく、野菜をたくさん入れます。9種類そろえられればベスト。
唐辛子がタイに入ってくる前から作られている料理なので、唐辛子を使わずに、コショウで辛さを出します。
辛いもので食欲増進という考えは、昔々からあったのだと 感心しちゃう料理。
ダシは、予めチキンストックは作らずに、直球勝負、野菜やエビから出します。
そうして作る、えびと野菜の優しい旨味で体が元気になるスープ。
・・・・なあんて 書けば。 さぞかし美味しそうな、キレイなスープが出てくるだろうと思いきや。

だー、地味だ!ビジュアルが華やかにならん!!!
ゲーン・リアン・ノップ・ガオ。 9種類の野菜入り 昔風スープ とでもいいましょうか?
ええ、がんばってレッスンでは9種類の野菜が入るように、方々駆けずり回って野菜をゲットしております。
でも、日によってはどうしても集まらない時もあるかもしれないので、その時にはごめんな、生徒さんがた。
見た目は地味だけど、味は滋味があって私は大好きなの。
でも、この地味さゆえか、タイ人がコショウが辛いと思っているせいか、余りレストランではお目にかからない気がする。
ちなみにタイではこのスープ、産後の肥立ちに良いとか、出産後の乳の出がよくなるとかで、妊婦さん、出産後のおかーさん達がよく食べさせられているとか。
多分、理由としては
野菜がたっぷり摂れるとか、
唐辛子じゃなくコショウのジンワリした辛さで食欲増進、乳の質がよろしくなるのでは?という説、
それから、これは日本では残念ながら手に入らなかったのですが、ナムタオ(乳房)という名前の、ずんぐりむっくりした形の小さい瓜が入っているからという説もあり。
・・・・本当に母乳の出が良くなるかは、実験したことがないので分からない。
私の場合で言えば、別にこれを食べなくても乳が足りずに困ったことは無かった。
と、いうか。
余裕で辛いタイカレーとかをがんがん食べていたから、娘の乳離れがスムーズだったのかもしれないし。(爆)
その、うちの娘、このスープをご飯にかけてあげたら、「からいねぇ♪」とか言いながらも、するする食べてしまった。
・・・・カーチャンの肥立ちよりも娘の成長に有効かもね。
2010年 08月 23日
見た目に負けずに

ゴマじゃないです。

お水を入れると 膨らみます。
怪しい爬虫類などの卵みたいですよね。
バジルシードと呼ばれ、日本でも一時期大ブームになったとか。
何でも、血圧を下げるとか、お腹の中で膨らむからダイエットにいいとか。
タイにいたとき、このバジルシードを50パック買っておいてくれと頼まれた事もありました。
あのブームは、今どこに?
個人的には、これが育ったやつのほうが、好きです。

タイ語ではメンラック。
レモンバジルといいます。
名前の通り、レモンっぽいさわやかな香りがするバジル。 これも、成城石井とかで普通に売ってくれないかなーと淡い期待をしているハーブ。
お茶にしてもよさそうだ。
と、葉っぱのほうはレッスンで使うので、それにあわせてレッスンのデザートで、「レモンバジルは種もいい香りなのですよー。タイではデザートや飲み物のこれの種を入れたりするんですよー」と、出してみた。

すいカンパリのシャーベットにのっけて。
シャーベットのシャクシャクと、バジルシードのプチプチの食感が好評。
見ようによってはスイカの種っぽく見えるかな?と思って組み合わせてみたのですが。
やっぱり、怪しい卵っぽいですね。
どうにか怪しくないようにデコってみたものの。
負けました。どうしても怪しい卵だ。
どなたか、バジルシードのかわいい盛り付け方、教えて下さい。
* 1粒ずつお皿に貼り付けて音符を描くのは根性なしなので勘弁してください。@某有名カフェでやっていたとか?
ついでに、「すいカンパリシャーベット」の作り方。
2010年 08月 19日
猛暑

おかげさまで、パクチーが品薄です。
今回も、かなり色々探して見ましたが、神奈川県、横浜、川崎エリアに限ってみれば、
タイよりも多分、インド人需要の高いスーパーなどが狙い目です。
タイ食材店で「5月に種まきしたやつが全滅しちゃってねー」とか言われたりしたパクチーが、横浜、川崎のエキチカのスーパーで見つかると、番狂わせ的に嬉しくて、パクチーの棚の前で思わず「あったぞー!」と雄たけびを上げたくなります。
って、パクチー、暑いところで育つものだろうとお思いかもしれませんが。
セリ科のヒトなので、水加減にうるさいのです。
やれ水が多いと流されるの、
土の温度が暑すぎると根っこが溶けちゃうの。
かといって、水が足りないとてきめんに葉っぱが萎れてなくなってしまいます。
寒い時期は馴染みの八百屋さんで「路地モノが出てきたらもっと安くなるのにね。ごめんねー、高くてー」と言われ続けたアタクシですが。
8月、パクチーの仕入れ値段は 史上最高値でございます。
なので、パクチーが出てきたら「過酷な環境でよくぞここまで来てくれた」と、心して頂くか、
レストランで食べる時、特に要らない場合、注文の時に「パクチーは要らないです」といいましょう。
・・・・好んでタイレストランに行く人で、パクチーが全く駄目な人はいないでしょうが。
なお、この貴重なパクチーの自宅保存法。
前にもご説明差し上げましたが、 バットに根っこが浸る程度に水を入れて蓋をして、冷蔵庫で飼育するのです。根っこがちゃんと付いていて、新鮮なうちにこの処置をすれば、たまに水を取り替えてあげれば1週間くらいは楽勝で持ちます。その後は、だんだん弱い葉っぱから溶けてきちゃうので、こまめに水を替えて駄目になった葉っぱは取り除いていく。
でも、イキモノですからなるべく早めに有効活用してあげてください。
特に今年のパクチーさんは、しつこいようですが、いとおしみながら食べてあげてください。
2010年 08月 18日
おしゃべり
皆様、お元気ですか?
はい、我が家のじゃじゃ馬娘は 元気すぎるほどに元気です。

というか、
そのお腹、何が入っているのですか?
はい、食べ過ぎる程に食べているので、夏ばてにもご縁がないかと。。。。
お盆には、私の実家の近くの海やら三浦の海に繰り出し、真っ黒に日焼けしました。
では、久々に。 2歳2ヶ月の成長記録なんぞを。
2010年 08月 16日
凝り性パート2

これも最近、気になって気になって、隙を見ては作ってみている ロールケーキ。
卵が基本であるらしいこの生地。
材料はシンプルなくせに、レシピが色々あるから「よし、次回はバターの変わりに生クリームを生地に混ぜてみよう」だの、色々作ってみたくなるし、生クリームを使う割にはデコレーションに頭を悩ませずに済む。
ひんやり冷やしていただくのも今の季節にはよろしいし、
何よりも巻く時のスリルに妙にハマってしまったらしい。

しかし、何度か作って「こういう生地でいいのか?ちゃんと巻けたか?」と、作るたびに眉を寄せている自分に気づいて、そして悟った。
結局、どのレシピで作ろうが、まあ、ロールケーキにはなるのである。
余り目くじら立てずに、作りたい時、食べたい時に作ってみて、だんだんに自分のお気に入りレシピを見つけてみよう。
・・・・って、何度作っても私のロールケーキ、潰れて四角い切り口だ。やっぱり修行が必要か?(汗)
2010年 08月 11日
凝り性
「白い食べ物」というからには、白ければよいのであろうと、色々遊んでしまったのである。
例えば。

アーモンドじゃなくて、白ゴマを炒って潰したものを香り付けにしたもの。レッスンのデザートに作りました。
トッピングが小豆だけじゃ地味だなーと、たまたまあった金平糖を散らしてみたら、途端にオトメな和ブラマンジェに。(驚)
ちなみに、ゴマは、クロック(タイの石臼)で潰してしまいましたが、何か?
この時、生徒さんから「豆乳で作ったっぽい」と言われたので、早速豆乳でも作ったりして。
(同じ小豆をトッピングにしたので、ビジュアルがかぶった為に画像は省略させていただきます)

もちろん、ココナッツミルクでも作ってみた。
この画像のは、パックのココナッツミルクで作ってみたもの。
パックのを使った場合、冷やし固めた時にココナッツミルクの油脂分が分離して、表面だけガジガジに固まっていた。
むう・・・・。
ということで、牛乳にココナッツファインで香りを移してみた。
うううん、アジアンじゃなくて、きっとこういう味香りは「オリエンタル」と表現するのだろう。
おまけに、生クリームも加えたのでコッテリ、私にとってはくどかった。
私は、ガジガジ油分を取り除いてでも、ちゃんとしたココナッツミルクを使ったやつのほうが好き。
・・・とかいいながら。

実は、色々作った挙句、個人的には生クリームも入れずに香りも加えずに、牛乳にコンデンスミルクを混ぜてゼラチンで固めた、ブランマンジェなんていうオシャレな名前が似合わないようなものが一番好きだったりするわけですが。
ところで、ブランマンジェとミルクプリン、牛乳ゼリーの違いって、何だろう?????
2010年 08月 09日
シンプル
でも、
シンプルは難しい。

タイのお菓子にしてはココナッツ臭くない、カノム・クリープ・ランドゥアンという焼き菓子。
ランドゥアンというお花の形のお菓子。
材料は、粉と砂糖と油だけ。香りづけにジャスミンエッセンスを使うところが、いかにもタイという感じ。
しゅわっと口の中でほどける感じになれば成功。
ただいま、配合やら焼き時間やらを 試行錯誤中。
タイで作って食べていた時には、このクッキー、余り好きじゃなかったんですが。
いいお粉とちゃんと美味しい油を使えば、きちんと美味しいじゃないか。
シンプルなお菓子とは、素材の味に左右されるのだから、怖いものである。
と、やれ、焼き温度がどうの、時間がどうのと考えながらこれの写真を撮っていたら。

考え中、撮影中に手が伸びてくると、すっごくびっくりするぞ。