2008年 12月 11日
フォークとナイフでタイ料理 : ピッガイ・ソッサイ

通常タイ料理を頂くときにはスプーンとフォークを使いますが、
うちのレッスンでは、たまには、ナイフも使ってみます。
さて、これ、ざっくりと、ナイフで切れます。

ほーら。
骨、抜いてますから。
新し目なタイ料理、しかも、宮廷料理なので、手間がかかっているわけです。
ちなみに、この中身。
豚挽き肉とプリプリのむきエビ、それから春雨としいたけが詰まってます。
この、「とり・ぶた・エビ」の取り合わせが、宮廷料理の特徴の1つです。
骨を抜くのは、ちょっとコツが分かれば簡単です。まず、腱を切って、それからズルリと骨をはずしていく。
でも、この料理で骨を抜くたびに
「うわー、腱が切れるって、大変なことなんだー。うわー痛そう~」と思ってしまいます。
しかし、こうして、タイで散々っぱら骨抜きをして、
「ふふん、これでアタクシ、骨抜き名人さ!」と
日本に帰ってきてみると
スーパーの冷凍食品売り場に「手羽先ぎょうざ」というものが売られているのですね。
これ、見たとき、自分の技術の価値が半減した気分になりました。
日本って、すごいですね、何でもお金を出せば手に入る。
・・・まあ、よかろう。
この、「骨抜き肉」は、タイ料理以外にも使えます。
うちでは、タイ料理の嫌いなダンナの為には、チーズとプチトマトのスライスを詰めてオーブンで焼いて、イタリアン・チックに作ったりしてます。
何しろ、うちのダンナ、「骨付き肉は食べづらいから嫌いだ」と言いやがりますから。
わがままなダンナは持つもんじゃーないですね。


