タイ料理で 瀬戸内海の命を繋ぐ働きをしている っていうこと


私が 料理のお仕事を続けていて、本当によかったと思った、景色。

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町並みも、 大好き。

今日、初めてきました、 という 旅行者で、その辺をぷらぷらしていた我々母子に

自転車の中学生女子が 爽やかに 「こんにちは!」と 、爽やかに去っていった。

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太平洋側で生まれ育った私にとって、 「水平線が見えない」海が びっくり・

もう、魅了されましたね。 この、島と海と、空のコントラスト。


瀬戸内海。

島なみ海道、

伯方島でみた、夕日。

瀬戸内海は、もう、感動の海でした。ほんと、色々な意味で。

私は料理、いや、タイ料理の仕事をしていなかったら、あの地のすばらしさを一生知らずにいたと思います。

その、瀬戸内で、一番最近にお仕事させて頂いた関係で、

スルーできない事を、 聞きました。

悲しいなあ。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180309-09002201-ehime-l38.view-000

瀬戸内海のイノシシさんは

美味しいかんきつを食べて大きくなります。

そのかんきつは、野生のものだけじゃないです。

その意味、わかりますか?

イノシシさんは、泳ぎます。

ある島で駆除しても、他の島に泳いで渡ります。 そして、泳げれば帰ってくることも出来ます。

農家さんを守るために、いのししさんを 撃つ。

撃ったら、すぐに血抜きする。

そうして、丁寧に処理したイノシシ肉を

私、

2017年夏、 ワークショップで 美味しいタイ料理をみんなで作って、美味しく食べました。

イノシシを撃って、処理して、美味しいお肉を提供してくださった あの方は、

「ソーセージにするのなら、腸も使えますね! 次はソーセージも作ります!」

と、 おっしゃってくださいました。

頂いた命を、有効活用する。

大事な事ですね。

で、ワークショップで作ったタイ料理。

食べきれずに残ったヤム(サラダ)を持ち帰った島の方、おばあさんが おいしいって、もりもり食べて下さったとのこと。

島の夏祭りでも 簡易ソーセージ、販売しました。

小学生の 男の子が 一度買いに来て、美味しいからお代わり!と、また買いに来てくれた子もいたとの、

ご報告も頂きました。

タイ料理、それまで一度も食べた事のない、四国の、瀬戸内海の、島の、小学生から おばあさんまで、

美味しいって、食べてくださったんですよ。

タイ料理もすごいけど、

今回いいたいのは、いのしし。

記事に出ていたのは、

どなたかの車にぶつかったりして、事故死されたイノシシさん。

死亡後時間たつと、 人間が食べるにはくさくなります。

獣は 死んだらすぐに適切に処理しないと、 臭くなっちゃうそうです。

島に イノシシの専門の加工場が出来れば、

例えば、車にぶつかってお亡くなりになったイノシシさんも、 どこぞやの玄関先に持ち込まれる事もなく、 

処理場に運ばれて、 もしかしたら ソーセージになったかもしれない。


でも、2018年3月現在、

いのししさんの美味しい処理が出来そうな施設はあっても、

それが出来る許可を受けられる施設にする 色々な協賛が ないという 現実。


いのししソーセージが残酷だ、という方は、 他の食物について、考えてもらいたいです。

いのしし肉。

他のジャンルのお料理にも 当然なりますけど。

今回、わざわざ、島の人々が今まで食べた事がないという人のほうが圧倒的に多いであろう、

タイ料理で、ワークショップを依頼され、

参加者はもちろん、イノシシ肉の提供者のご家族も美味しい美味しい、と 食べてくださり、

夏祭りでも、島の人々に美味しい、と、完売し、


ネットでなんといわれようが。

去年のワークショップを企画運営してくださった 美人さんは

いろんな意見の方がいるけど自然に感謝しながら、今度の金曜にまた猪肉カレー炒め作ります

とのこと。


タイ料理やっていて、よかったなー、と 思います。心から。

料理の仕事って、 幸せです。

だって、人間、食べなくちゃ死んじゃうもん。

で、

島のイノシシみたいに、 邪魔者 というだけじゃなく、

命を 尊びながら、食べて、命を繋ぐ お手伝いが

できるんです。

私は、そういう 仕事を、 タイ料理を通じて、やっていきたい です。


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by salaisara | 2018-03-25 22:18 | Comments(0)