2015年 08月 26日
手間隙かけた ご飯を 作ってもらうということ。 カオクルックカピの食べ方。
8月のmonthly lessonsのメインは、これ。
カオ・クルック・カピ といいます。
カピ(蝦醤。オキアミを塩漬けして発酵させたペースト)で、ご飯をクルック(和える)したご飯に、
イロイロなトッピングをのっけて頂く、ワンプレートご飯です。
タイカレーに必要不可欠なカピなんだけど、なかなか減らないーというかたにお勧めメニュー。
ビジュアルがかわいいし、野菜がちまちまいろいろ盛り付けられているので、女子向けごはん。
多分、パーティなら、セルフでいろいろ盛り付けてもらうと、受けがいいかもです。
タイ時代から今に至るまで、
「自分で作るのが一番美味しい」
と、いい続けてきたアタクシですが。
カオ・クルック・カピは、 一時期、すごぉく、猛烈に食べたくなって、
でも、自分で作るには面倒すぎて、
近くのデパートの食堂に よく食べに行っていました。
うん。
このお料理、決して、技術がいるものではないのです。
でも、冷やし中華的に、 いろいろな具材を刻んで、のっけないといかんのです。
・・・・ヒヤシチュウカ。
ううむ、今なら、作ってるな。
小先生が 卵割って溶いて、卵焼き器をセットすればじゃーと焼いてくれて、焼けたら、多少太めではあっても、錦糸卵つくってくれて。
って、 冷やし中華ですら、今でもちゃんと1人で作ってないじゃん、カーサン。
そうなんですよねぇ。
冷やし中華に限らず、そうめん、 冷麦だって、そうじゃないですか。
ただ麺茹でて、めんつゆだけでも食べられるけど、 いろいろな具材をチマチマ刻んで、色とりどりなトッピングをテーブルに並べてくれると、 もう、いくらでも食べちゃうよー みたいな。
母の愛 っぽいかんじ。
そういう話を 試食中に生徒さんたちとしていたら、
そうか、と、すとんと腑に落ちた。
そんなに愛に飢えていたんか、当時のアタシ。
いや、ねえ。 必死でしたからね。
異国で1人で、ほぼフリーランス。
明日のご飯はちゃんと食べられるのか、 それどころか、 何処でいつご飯が食べられるかも分からん環境に身を置いていたんで、当時は。
今なら、 小先生が食べたいといえば、さくさくいろいろ刻んで、ぱぱっと作っちゃうのかも?
・・・・もちろん、錦糸卵は小先生担当。 ぷ。
という、「母の愛的・カオクルック・カピ」の食べ方ですが。
最初は結構皆さん、 「盛り付けがきれいで 崩れないー!」と、
ご飯の山をそおっと崩しながらスプーンにのっけて、
周りの具材をまたスプーンにチマチマのっけて頂いていますが。
ビビンパだってそうじゃん、混ぜろ混ぜろって。
いや、ビビンパほどの執念を持ってメタコタに混ぜる必要はないのですが。
結局、 ネコメシ風に混ぜ混ぜして食べる事になります。
混ぜたほうが、ご飯のカピ風味ときゅうりのシャキシャきと、甘く煮付けた豚肉と、時々ぴりりと唐辛子、あ、噛んじゃった!ってな感じで、口の中でいろいろな味わいが楽しめます。
全く、ちまちま万歳です。
ちまちまと言えば、
来月も、多少ちまちまです。
ココナッツミルクのふるふる、デザート、 タコォ の 葉っぱカップから 作ります。
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