2014年 10月 27日
狂気の秋バージョン
10月のレッスン、 ざくざくと スケジュール消化中。
レッスン初日、激しいパクチーラバーズ(略してパクラバ)から
「こんなにパクチー食べられるのに、香りが飛んでもったいない」とのご意見を頂いた パク天も
回数追うごとに、「これはこれで美味しいよね」というご意見も聞かれるようになり。
でも、
「特に、 パク天にかけた 塩 が 美味しい♪」
というご感想も頂き、
今月は、(先生の気分や気候によって)バリ・ソルトか弓削塩をパク天にふりかけていたので
嬉しいにはうれしいのですが。
塩が美味しいって、 おい、塩、ヤムのたれ以上に 作ってないし。
今月は、お菓子もレッスンで作っています。
タイのお菓子は 結構作るのに時間がかかるものや、 材料が「それ、業者じゃないと無理!」なものもあったりして、
MONTHLY LESSONでは余りやらないのですが。
今月のようにパク天とか、オマケの料理がつけられるときには
比較的簡単なお菓子をレッスンでお教えしています。
今月はこれ。
カノム・バービン という もちもちケーキ。
ココナッツがたっぷり入った、東南アジアらしい焼き菓子です。
昨今、米粉のふわふわのケーキとか、 小麦アレルギーの方向けなどに、流行っているみたいですけど。
このお菓子は 膨らませる意思など、1mmたりともありません。
安心して、ぐるぐる混ぜて、作ってみてください。
お子さんと一緒に作るのもいいと思います。
ものっすっごぉく、簡単です。
で、この บ้าบิ่น(バービン)
という意味ですが。
初めて辞書でこの言葉にぶち当たった時、 背筋が凍りました。
だって。
「狂気」 と 出たんですもの。
狂気のお菓子って、何だ!!!?
ここで、意味について追求することをやめてしまい、 ついでに今まで記憶からすら封印されていた らしい。
また、今月になって「バービンの意味は?」と問われ、 何かが気になり辞書を引いてみたところ
「せっかちな」という意味が出た。
(他に、無謀 という意味も出てきた。
せっかち といわれれば、このお菓子は作る工程がものすっごく簡単で、せっかちな人でも作れるかもしんない。
狂気のお菓子 改め、 せっかちなお菓子 ということで、とりあえず美しく〆ておこう。
・・・・
美しく? は、 ないなあ。
地味すぎるので、 センセー、今月は この せっかちなやつを、 オシャレにデコってみた。
作りおきの 栗渋皮煮と、作り置きの 金木犀のシロップ漬け。 日本の秋 満載よ。
せっかちでも、 作りおきでデコる位の時間はとれる。
なお。
タイでは、普通、こんな風には出てきませんので、 ご注意くださいませ。
そして、 デザート含めて 改めて 今月のイチオシをうかがったところ、
「ヤムのタレ改め、 デザートにかけた金木犀シロップ!」
とのご意見も頂きまして。
おい! それ、教えてないし。
さて、来月は、 里芋の炊き込みご飯、作りますよー。
だいじょうぶ、うち、タイ料理教室です。 里芋も、タイ料理になります。
気になる方は、是非レッスンにご参加くださいな。