2014年 01月 30日
科学と生物
1月のmonthly lesson のデザートに、 牛乳のアレルギーのある方が参加したレッスン以外の日に、 お出ししていました。
広東語で、薑汁撞奶(キョンジャッゾンナーイ)。
牛乳と生姜汁を合わせると、 ふるふるのプリンとなるという、不思議デザート。
ウィキペディアによれば、 「牛乳のたんぱく質と 生姜プロテアーゼという酵素」が結びついてふるふるにかたまるらしいのですが。
まず、これ、本当に、 ショウガと牛乳をグルグル混ぜたら固まらない。
膜が張るまで牛乳を温めても、固まらない。
加熱した牛乳の鍋に生姜汁を入れてそれから、器に注ぎいれても、やっぱり固まらない。
生姜のすりおろしをそのまま入れたら、 固まるの何のという問題以前に、 口当たりが悪い。
ええ、全部やってみました。
そして、 最初は失敗か?と思われるような 固まらないやつも、 「蘇りの魔法」で 成功率がアップさせる方法も確立させ、
さあ、レッスンデザートにも 自信持ってお出しできるぞー! と、
「もう ジンジャープリンはいらない・・・」と さすがにネを上げた小人先生を尻目にせっせと「蘇りの魔法」を駆使していたのですが。
数学や物理や化学がめちゃくちゃ苦手だったアタシでも、料理をやっていて、
料理は化学反応だ と 思うことは本当に多いんですけど。
料理が化学反応なら、 ジンジャーミルクプリンに向くような、酵素の多い生姜と少ない生姜を 分けて販売してもらいたいもんだわ。(怒)
はい、同じスーパーで同じ生姜を買ったはずが、 個体差があったようで、作っても作っても見事に失敗した日もありました。(泣)
失敗を恐れずにトライされる方、 ↓こちらのレシピをご参考まで。
と、 同時に、 最近トライしていることがもう1つ。
最近、「豆乳と手作りの甘酒を混ぜて常温で2日ほど放置すると、麹菌が生きているのでプリンのように固まる」
というのを聞きつけて、 やってみているのですが。
1月上旬は、 寒すぎたせいか、 麹さんが活動してくれなかったらしく、もしくは、アタシのせっかちのため、「この量じゃ駄目だ!」と、ぐびぐび飲み干してしまった時もあったりして。
今朝、怪しい見てくれで固まっているのを発見し、 どきどきしながら 一口 試食してみた。
麹菌さんが異常繁殖しているのか、舌を刺激するピリピリの酸っぱさにて、 あえなく撃沈。
・・・・やっぱり 科学や生物は 今でも苦手です。
牛乳にレモン(or酢)でチーズは出来るけど、これは驚き!
液体が個体に、正に科学だね。
主婦は、ノーベル賞頂きたいほど、日々、化学に貢献してる気がするよ。
わたしも、早くスパイスの配合していた実験の日々に戻りたいです。
ようやくピーナッツもカレーを少し食べてくれるようになってきたので、もうじきかな?
スパイス配合、そうだ、モロッカンスパイスミックス、作っておかなきゃ!
いつぞや作りました。相変わらず生姜ブームは続いているのですが、これを忘れていました。やさしいお味と食感で好きです。完璧に毎回作れればいいんだけどー。
スパイスと言えば、全然そっち方面には食指が動かず、ナムルみたいのばっか食べてます。先日はとうとう、コチュジャン(アレンジか)の簡単レシピを見て大量に作って消費しております。あたし、どこへ向かっているのか(汗)