2013年 11月 22日
ぶっちぎりの 微妙なヤツ
前半戦で、 意外な「一等賞」がいることが発覚。
毎月、monthly lessonでは、 生徒さんがたから試食中、 「今月の一等賞」を決めてもらっているのですが。
今月は、前半戦終了の時点で カニカレーを差し置いて、 ぶっちぎりに、この料理でした。
サクー・サイ・ムー สาคูไส้หมู といいます。
サクー が タピオカ。 サイは中身、とか、入っているもの、コア?とかいう意味。 ムーが豚。
そう。豚肉入りのタピオカ団子。
肉が入っているんだったらこれは前菜? と思いきや、
屋台では、オヤツの時間帯にこれが売られていた。
タイのお料理本の中では、 お菓子の本にレシピがありました。
でも、味は甘いけどしょっぱくて。
レタスやパクチーの葉っぱで巻いて、辛いの好きはプリッキーヌー(タイの小さくて辛い唐辛子)と一緒にいただきます。
やっぱり前菜?
タピオカのニムニムの皮の中に、甘くてしょっぱい豚肉あん、
豚肉あんには玉ねぎと砕いたピーナッツも混ざっていて、
ニムニム→かりかり→甘くてしょっぱいお肉と玉ねぎ
という、 食感と味が 口の中で混ざり合い、
「これは、オヤツとして食べて良いものなんだろうか?それとも 晩御飯の前の前菜として頂くものか?」
と、タイの屋台で買ってみては、考え込んでいたものですが。
オヤツだか前菜だか解らん、 甘いんだかしょっぱいんだか、 モチモチなのかカリカリなのか、優柔不断な料理。
しかも、 何かのタマゴみたいなビジュアルの割には「かわいいし、美味しい!」と、初めて食す女子たちからは絶賛されるという、 ビミョウな料理でありますが。
日本では、まあ、自分で作っているので、 前菜というカテゴリーでお出ししています。
でも、
時々あたし、これ、
お弁当に入れてます。
さすがに、ガーリックオイルの代わりに 太白の白胡麻油をかけてますけど。
ということで。
11月のMONTHLY LESSON, 残りは28日と30日になりました。
後半戦も、小人先生にも頑張ってもらいます。
・・・・小人先生?
はい、小人先生。
この料理に使う、「砕いたピーナッツ」を、 作ってもらっています。
大人が細かくやるよりも、子供にやってもらうくらいの