2011年 12月 06日
水溶性と油溶性
揚げ物で使った油、どうしていますか?
うちは、魚を素揚げしたとか、カレー粉まぶして揚げたとかの時は、牛乳パックに新聞紙詰め「卒業してもらいます。
特に、カレー粉は、すごいですね。ターメリックが油溶性なので、ばっちり油が黄色くなります。
で、ドーナツ揚げたとか、余り色も匂いも気にならないものは、漉してまた使います。
先月は、カリーパフのレッスンで、 我が家史上考えられない量の油を使ったので、 その、1回使った油で、ここぞとばかりに唐揚げとかコロッケとかをつくってから「卒業」していただいております。
そういう油で、ちょっと実験。
カノム・カイ・ノック・クラター。 「うずらの卵のお菓子」という名前ですが、うずらの卵は入っていません。
うずらの卵みたいな形の、サツマイモと粉を混ぜてまるめて揚げたお菓子。
素朴な味で、ぱくぱく食べられる、こりゃまたヤバいお菓子であります。
本来のこのお菓子の色は、 前にも紹介しているとおり、 きつねいろ。
こいつは、間違えて買ってきてしまった紫のサツマイモで作ってみたの。
この、紫のサツマイモは、茹でたときに茹で汁がすんごい青紫になったので、 揚げた時にはどうなるのかな?と、実験してみたくなって作ってしまったの。
結果。
紫のサツマイモの色素は、油には溶けない。
紫の油が出来たらちょっと面白いかもーと、わくわくしていたのですが、期待はずれ。
って、・・・あたし、食べ物で遊んじゃだめだろ。(汗)
小人の手は、やっぱりばれました? この撮影の後、一列に並べたりしながらポイポイ平らげてくれましたわ。