2011年 11月 09日
この親にして この子あり?
先日 幼稚園で小人が掘ってきたさつまいも。
ごぼうサイズのほそっちいやつもあったのですが、捨てるにしのびなく、手持ちのサツマイモ消費も兼ねて、しっとりさつまいもケーキのトッピングに利用。
これで全ての「戦利品」、美味しくいただくことが出来ました。
テーブル・セッティングして というと、小人が自分の好きな布を敷いてくれ、フォークの準備までしてくれます。
オヤツのときは言われなくてもやります。(爆)
食べたら片付ける。お皿をキッチンに持っていく。
これは、幼稚園のプレクラスの時に、おやつのトレイの後片付けをしたので、家でもやってもらうことにしています。
成長してもんですな。
小人の幼稚園生活は、今の所順調みたいでして。
色々学んでいるようです。
これは、きゃべつの浅漬け。 幼稚園で包丁の使い方を習ってきゃべつを刻み、塩を振って浅漬け作る容器で圧して作ってきたらしい。
3歳児、やれば出来る事、多いのですな。
ついでに。
小人が通う幼稚園は、すっごく人数が少ないのと、「勉強会」とかがあるので、母どうしも仲良しらしい。
私はまだ子供たちの名前や顔はおろか、ほとんどのオカーサン達の名前と顔さえ一致していない(というか、まだ重役出勤状態なので、お会いした方のほうが少ない)のですが。
相手は結構こちらを覚えているみたいで。
幼稚園以外ですれ違った時でも「あ、今月から来られてた・・・」と、子供がついていようがいまいが、皆さん気持ちよくご挨拶してくださる。
いい幼稚園でよかったなと、思いました。
だってさ。
今の日本って、変だと思っていたので。
イベント会場で、ごみの分別の袋が並んでいる所を、きっと平日にはスーツ着てちゃんと会社に行っていそうな普通の男が平気で分別もせずに捨てて、ごみがあふれないように作業していた主催者側のニーチャンに「てめぇ、分別しろよっ!恥ずかしくないのかよ!!と怒鳴られてもただニヤニヤして更にニーチャンをぶち切れさせていたり。
電車の優先席に、こぎれいな格好をしたにーちゃんねーちゃん達が当然という顔をして座っていたり。
んでもって、爆睡3歳児を担いで電車に乗ってきたオカーチャンに席を譲ろうとしてくださったのが白髪の老婦人だったり。
住んでいる人の目の前で、走る車の運転席から使用済みティッシュペーパーを投げ捨てていったのは、きちんとした格好のマダム風の女性だったりして。
なんかさ。日本ってさ。
普通の人が普通に道徳がないもんだ と思っていたのですが。
やっぱ、みんな、親のやることなすことを見て成長すると、わが子の成長過程を見て、ひしひしと思ったので。
お昼ごはんは「じぇのべーぜ♪」と歌ったり、テレビを見て「アンチョビ(料理番組で出てきたらしい)だって。みてみて!」と言ってきたり。
公園で初めて会った同年代?のお友達にずけずけと「あそぼう」と追い回しても受け入れてもらえなかったときに、「おーまいがっ! しんじられなーい!!」と頭を抱えて絶叫するのも、 きっと、親のこと、見ているんですよね。(大汗)
大人というのは、子供のために ちゃんとしてなきゃイカンと思うわけですよ。
・・・・どこまでちゃんとしなきゃいけないかというと、結構いい加減ではありますが。(焦)
でも、幼稚園や学校に入れたから安心で終わっちゃいかんのですよ。
日本のおかーちゃん、がんばろう。
・・・・・そう、がんばろう、私も。
幼稚園のクリスマス会の 母たちの出し物は合唱だそうで、部活並みに練習日が設定されちょります。
ぎゃー!!!!
スーパーの焼き芋見るたび何か作りたいなと思っては通過(笑)
そうか、3歳児で包丁の練習とは。
キチンと使い方を覚えれば危なくないものだから、いいかも知れませんね。
「今の子は」という前に、大人がちゃんとしてないとね。橋の上の歩道をスクーターで突っ走るおばちゃんを見て、これじゃーね、と思った事などありますぞよ。
マナーというか、常識というか、この国に来てイライラの一番の原因は、
この認識の違いなんですよね。
こっちでは、並ぶということが常識じゃないのか、
我先って感じでまったく自分の順番が来ず、発狂しそうになることが多々あります。。。。
タイはどうですか?
同じ日本人同士でも、最近は、悲しいですね。
3歳児の包丁使い・・・。本人は相当うれしいようで、今日もまたキャベツを持って返ってきました。(汗)
なんかね、そうなんですね、特に子供を持つと、余計に意識せねばと思います。子供本人からもあからさまに(床に置いたバッグとか)「ゆかにおいたら、けとばしちゃうでしょ!」と怒られます。(苦)