2011年 07月 26日
料理の名前じゃないのです。
昨日のお昼ご飯は、私だけ、ひき肉のバジル炒め。
これ、タイ・レストランでもランチメニューで人気みたいなのですが。
センセー的に、ちょいと不満でもあります。
何が不満かというと。
この料理の名前が、「ガパオ」とかいてあったりすること。
・・・いえ、分かればいいし、「ガパオ」とか言いたい気持ちも分かるのですが。
ガパオ(กระเพา/kraphrau) は、この、ホーリーバジルの事でありまして。
しかも、このガパオという発音も、r の音を聞こえないように発音するから ガパオと聞こえるのでありまして。
それじゃー、タイではこの料理を何と呼んでいたかというと。
ผัดกระเพา(phat kraphrau)
パット という、「炒める」という意味の言葉が入って バジル炒めと通じるわけですが。
パット の 最後のtの発音もタイ語では聞こえないように発音するので
聞こえる音といえば
「パッカパオ」って、随分マヌケ・チックな発音になるのな。
むーん、やっぱり日本では「ガパオごはん」とか説明するのが一番なのか。
ちなみに、、このホーリーバジルを炒めたチャーハンもあるのですが、
それは、カオパット(炒めご飯)・ガパオ(ホーリーバジル)・ガイ(鶏)とかムー(豚)いって注文すればバジルチャーハンが出てきます。
そうそう、それから。
ガパオごはんを作ろうと、スーパーでイタリアンバジルを買って作ると。
・・・・・タイの皮をかぶったイタリアンになります。
ガパオちゃん、ホーリーバジルとは、香りも形も違いますね。
なので、おうちガパオごはんを作る場合は、タイ食材店か、生鮮野菜を扱っている中華食材店などで、ちゃんとホーリーバジルを買って作ってみてください。お店と同じ味になりますよ。
でもガパオ=ホーリーバジルを知らなかった頃は、確かにパカパオって言うのが恥ずかしくて頼めませんでした。「これくださーい」みたいな(笑)