2011年 06月 02日
報われない小鳥ちゃん。
どうよ?かわいいでしょ?
「サクナー・チョン・スワン」という名前の宮廷料理なのです。
エビフライにじマッシュポテトで作った頭つけて、ゴマで目ぇつけてニンジン、きゅうりでくちばしを作るという、宮廷料理以外にありえない細工をします。
・・・そうです、エビフライです、エビフリャー。。。。。 タイ料理っぽくない。(汗)
でも、そこはタイ宮廷料理。
直訳すると
「小鳥ちゃん、庭を愛でる」 *小鳥ちゃんというのは私的訳で、サクナーというのは鳥という意味です。
しかし、そんな宮廷料理、レッスンでは言われたい放題でした。
エビフライのエビに細工をして小鳥ちゃんの胴体にするのですが、
やれ、エビの背綿があるだけじゃなくて腹も黒いだの、
やれ、うまく小鳥ちゃんが立たないと自立しないだの、
やれ、頭の付け所が悪いと「小鳥じゃなくて魚だ」とか、
やれ、それがようやく小鳥ちゃんらしくかわいく仕上がったら「魚類から鳥類に進化した」だの。
でも、そうやって、わいわいみんなで作るのが、また楽しいわけでして。
そうして、出来上がって撮影してみると。
なんだか小鳥ちゃんたちに見つめ返されているみたいで、こっちが照れてしまします。
でも、鳥どうしだからと、鳥のオブジェがついたプレートに並べてみたら、妙に対抗意識満々、好戦的な小鳥ちゃんたちになってしまったり。(汗)
そんな、話題性抜群の 小鳥ちゃんたち。
試食して、今回はどの料理が一番好きだった?と尋ねると、
皆さん、「カレー!」だそうで。
・・・・まあ、所詮エビフライですからね。
あ、このエビフライ、食べる時に時々頭がぽろりと落ちます。
そうするとまた、「あ、首が落ちた」とか、「それじゃー生首頂きます」とか、また話題を撒き散らしてくれます。
ステキだわ、たかがエビフライ、されどエビフライ。食卓でも絶えず話題を提供してくださいますのね。
わたくし鳥が好きなもので、↑の表情に思わず笑顔です。魚も形が好きなので、どっちでもOKです(笑)
しかし海老に柔らかいマッシュポテトをくっつけるなんて
際どいアイデアで・・・。
かわいいですねー。
ポテトの形をちょいと変えて、手も付ければれば、人魚にもなりそうじゃないですか?(爆)
タルタルか、とんかつソースあたりをつけて食べたいとこですが、タイでは何をつけて食べるんですかぁ?