2010年 11月 02日
かぼちゃの中身のくりぬき方。
ハロウィン前にアップしていれば旬なネタだったのかもしれませんが・・・・。
サンカヤー・ファクトーン(かぼちゃのココナッツミルクプリン)の、かぼちゃのくりぬき方です。
レッスンでは出来なかったので、10月の肉焼きの時、簡単な作り方だけ参加者の方々に配布したのです。
こういう、細かい事は実際に見てもらうことが一番の勉強になるのですが。
実は、この、かぼちゃをマルっと蒸したプリンは、出来立ては柔らかすぎて切り分けられないのです。
蒸し時間も1時間くらいかかっちゃうしね。
紙を星型(?)に切って、洗ったかぼちゃにペタリと貼り付けます。
水がついていればちゃんと張り付きます。
星型の大きさは、大きすぎると生地がこぼれちゃうので小さめに。
これから先が、ちょっと怖い。
ぐさり。
ペティナイフでやってもいいのですが、最初は刃の短いカービングナイフでぐさぐさやったほうが、底まで刃が届かないのでいいと思います。
・・・・最初は ね。
こうして、最初にきっちり切り込みを入れます。
でも、この段階では、まだヘタは取れません。
中の種を包むワタワタが繋がって絡まっていますから。
と、いうことで
結局、ナイフでぐっさりやってるし。
ええと、これにも訳がございまして。
ナイフをテコみたいにして、エイエイっとフタを持ち上げないと、ひっ絡まったワタワタ君は簡単には外れてくれないのですよ。
この作業をカービングナイフでやると、刃が折れます。
全ての切れ目にナイフを入れて、そのつどエイヤっと刃先を持ち上げるようにします。
なので、ぺティナイフも刃の固いものを使ってください。
そうして、ぶちぶち、めりめりっと、蓋が取れたら、あとは中身をスプーンで掻き出してキレイに洗う。
(*この画像は以前撮ったものですが・・・・)
プリン液の配合は、一応企業秘密とさせていただきますが、(笑)
結構、がんがん蒸す割には滑らかです。
この、まるっとかぼちゃを1個使うこのスイーツ、随分と存在感があり、女子受けなのですが。
私が経験した限りでは
日本の、坊ちゃんかぼちゃでは、なかなかな確立で、蒸している最中に割れます。(泣)
日本のかぼちゃ、皮も柔らかいのね。
あ、そうそう。
出来上がりの写真はこちらに載っています。
このデザート、味が容易に想像できるだけにヨダレものだわ。
かぼちゃって、種類によって本当に「味/甘さ」が違うわよねぇ。
先日私が作った見た目悪しのちまちまかぼちゃ蒸しパンは、
日本の甘さ控えめのレシピで作ったら本当に甘くなかった〜、笑。
やっぱりこういう緑の皮のかぼちゃのほうが甘いのですか?せんせー。
これも、SquashとPumpkinの違いですかね。
かぼちゃ、タイのやつも、緑のやつでもびしょびしょの甘くないやつでした。でも、オレンジのもびしょびしょ。日本のかぼちゃは、多分、煮物でほっこりと、皮も食べられるように品種改良されていると思います。今回作った時、蒸しあがりの「うわー、割れちゃったよ」なものを持ち上げたら、手に持っただけでもう皮がグシャっと行きそうだったもん。(驚)
勉強になりました、先生!
この前、わたしのブログに頂いたコメント、
フェイントで出しちゃった記事だったので
しばらくお返事待ってねー。
↓確かね、ネタが尽きないよね。(笑)
そして見ていても飽きないよ、彼ら(彼女ら)は(笑)
私、このデザート好きです。ん・・・タイマーケットで買ってきたくなってきました。
そうです、冷凍でも売られていますね、このプリン。みんなで切り分けて食べるとまた美味しいのよね。