2010年 04月 03日
ココナッツミルクって
モチロン、おとーちゃんの居ない、本日のお昼ご飯。
レッドカレー。
・・・・市販のペーストを使ったから、色がよろしくないっす。(涙)
さて、先日のグリーンカレー、味はとっても美味しかったのですが、実はセンセー的には残念なことがありまして。
それでは、成功例の拡大を。
油が浮いています。
これ、ココナッツミルクから分離した油です。
タイのココナッツミルクを使うカレーは、ココナッツミルクを煮詰めて油を出して、それから薄いココナッツミルクでのばすのですね。
日本人的には、油がギトギト浮いているのでビビル方も多いようですが、タイ人としては、この油が浮いているのが「ちゃんと作っている」、美味しい証拠みたいなものでして。
今回のレッスン、ネットで「品質がいいです!」というコピーに釣られたブランドのものを取り寄せてみたのですが、どうやっても油が分離しなかった。
安定剤が入っていたのですね。
漂白剤、乳化剤は気をつけていたけれど、安定剤までは気が回らなかった。
デザートを作る時にはそのほうがいいかもしれないが、油を分離させたい場合は失敗でした。
センセー勉強不足でした。
そうそう、市販のカレーペーストを使う場合、まず油でいためてからココナッツミルクを入れるという方法もありますが、間違いではないにしろ、油を手っ取り早く浮かせる意味もあるのと、必要以上に油っちくなる恐れもあるので、煮詰めて分離させたほうがいいと思います。
タイカレー、本格的に油を浮かせたい場合は、特に日本では、ココナッツミルクの安定剤に注意ということで。
今日は娘にも、ココナッツミルク大増量でカレー・ランチにつきあってもらったら。
いつもはご飯を残すくせに、大好きなトマトやナスを平らげた後ですごい勢いでご飯も食べていた。
こうやって娘はタイメシに慣れていくのね。ふ・・・・・
が実現しそうです。
状況は追って御報告いたしまする~!