2010年 01月 30日
作るの難し、食べるの一瞬
それじゃー教え甲斐がないと、サイドディッシュにちょいと難易度の高い料理を作りました。
ガイ・パット・メットマムアンヒマパーン(鶏肉とカシューナッツの炒め物)。
タイ語、長すぎるっちゅーねん!
メット・マムアン・ヒマパーンというのが、カシューナッツという意味。
メットは種(ナッツ)の意味で、確か、マンゴーの花の時期が終わる頃に収穫できるから、こんな名前がついたと記憶している。
お店によっては、「ただ揚げてみました」みたいな塩味、パラパラのものが出てくることもあったり(どこだか忘れたが、一度だけ当たった。怒)、ずいぶんあっさりした味付けのお店もありますが、うちのレシピはチリ・イン・オイルをきかせたコクのあるたれを煮詰めて絡めます。
これ、なぜ作るのが難しいかというと。
いちいち素材ごとに揚げていかねばならぬし、そのそれぞれの素材によって油の温度を変えねばならぬ。
油からの引き上げ際も大切なポイント。
あとは、調味料の配合と、具に絡めるための濃度の見極め。
お肉には粉をはたいて揚げるので、後の油の処理が面倒。
それでもって、日本じゃ生のカシューナッツは高いから、失敗したら泣きますし。
でも、成功した時には美味しさ倍増。
ええ、レッスンでも「ビールと合いそうですよねー」と、あっという間に完食でしたさ。
後で、実はこの料理は好きなオトーチャンから「今日も余らなかったんだ・・・」とぽつりと言われたから、
気力があればセンセーもまた家メシで作ろうと思います。
よっぽど禁断症状が出ないと作らないかと思われるが。
生徒さん方も、おうちでがんばって作ってみてください。