2009年 10月 20日
違いの分かるオトコ
という使命感に駆られて 夕食のオカズに作ってしまったもの。
パット・ノーマイファラン・カップ・クン(エビとアスパラガスの炒め物)。
だってぇ、アスパラも冷蔵庫に待機していたしぃ。(言い訳)
タイのアスパラって、細くて柔らかいものが主流なのですが、太いやつで作るのもオイシイです。
うちのオトーチャン、タイは大好きなくせに、タイ料理は苦手なものが多いのだ。
まず、ハーブ類が結構駄目。グリーンカレーを作っても、ウマイウマイといいながらバジルをよけて食べる人。
あとは、ナムプラーも臭いという。
結婚前に、ヤムを味見した途端、生ナムプラーの香りと嫌いなセロリの香りで「うっ、俺の苦手な味!」と叫ばれて、やっぱりコイツと結婚するのは止めようかと思ったものですが、そのままズルズルと・・・・ねぇ。(遠い目)
しょうがないから(というか、手が勝手に動いて) よくこっそりとタイ料理を作っては、味に慣れさせるようにしています。(ひどいヨメだな、アタクシ。)
この料理はナムプラーを使わないレシピもあるのですが、私は折角のシーフードなので、同じ海モノで出来たナムプラーを使いたいのです。
今回は、殻つきのエビの殻を剥いて使ったので、殻だけ煮立ててスープにしてくわえてみた。結果、余計にエビっぽい味に仕上がった。うむ、満足。
と、さて、エビ好きのオトーチャンの反応。
「・・・・何の味付けなの、コレ?」
「・・・・・・実は、ナムプラーをちょっと(本当はそれほどチョットでもないけど)。(汗)」
「ふぅーん・・・・。でも、これはあんまり臭くないな。」
ふぅぅぅぅぅん・・・・・。
キミ、違いの分かる男だな。
確かにナムプラー、生で食べるよりも、火を入れたほうが臭みはないです。
でも、ね。
現在レッスンでも使っているナムプラー、私がタイで愛用していたブランドのです。
日本ではまだ売られていないみたい。
普通にレストランでも使われているポピュラーなブランドのナムプラーが2本買えるお値段です。
でもでもでも。
安いブランドのナムプラーが使われていようとも、タイで食べる分にはキット美味しいとか言うんだろうな、オトーチャン。
それよりも、オカーチャンは
娘が椅子の上を移動してオカーチャンのひざの上に乗り移り、身を乗り出してエビとアスパラガスを鷲掴みにして、冬眠前のリスのごとく口いっぱいに頬張ったのにはビックリしたぞ。
娘、ナムプラー、大丈夫なんだぁ。へえ・・・・。(今更ながら感心)