2009年 03月 11日
カービング:にんじんで お花のつぼみ
娘とダンナが寝静まってから
1人、せこせこと 彫ってます。
最初は、花の蕾をちゃちゃっと。
まず、
にんじんの先のほうをカットします。
この形を生かすと切りくずが少なくてすむから。
皮をむきつつ
いちじくみたいな形に整えます。
あ、教えていた頃は
「スライム君みたいに」と言っていました。
これよりも、もっと底がぽってりしていると、もっとカワイイ感じになる。
一番外側の花びらを作ります。
頂上をはずして 半分に分けるように、下からぐるりと、まあるく切り込みを入れて、
それから、本体にナイフを沿わせるようにして、溝を作ります。
はい、1枚花びらが出来た。
切り込みを入れたら、カクカクしちゃった箇所の面取りをして。
2枚目の花びら。
今度が、1/3-1/4くらいに分ける感じで
同じ要領で切り込みを入れる。
「花びらを作ってます」と念じながら彫ると、花びらの形になってくれます。
やっぱり、ちゃんと面取りしてから(角のあるお花は可愛くない)
3枚目。
1枚目と2枚目の間。ぐるりと 切りこみ。
おお、
蕾らしくなってきたじゃあないか。
最後に、真ん中の、鉛筆の先みたいにピョンと尖がっている山を
ナイフの先で、すっぱりと 切り落とします。
花びらよりも低く、山を作り直す。
外側よりも大きい花びらが内側にあるということはないからね。
ね。
真ん中の山はまた、
外側の花びらの間あいだを渡すように、さっくりと切こみを入れると、よりリアルな花になる。
最初の「イチジク」がスリムだと固い蕾になるし、
スライム君にして、真ん中の山の面積を大きくすると、ほころびかけた蕾になったり、色々な表情が作れます。
で、
せっせと色々彫って、どうしよう?と思われたら、
ポトフとかカレーやらに入れちゃってください。
型崩れしないものです、にんじんって。