サンカヤーとカヤジャムの関係について

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*ビンは再利用品です。中身はアタクシ作。






レッスンで使ったココナッツミルクが余ったので
サンカヤーを作るはずが


勢い余って
カヤジャムにしてしまいました。



タイ語でサンカヤーというのは、「ココナッツミルク・カスタード」と訳すといいと思っている。

プリンみたいに蒸すのもサンカヤー。
そのまんま おっきいボウルに、「ス なんて なあに?」とばかりにガンガンに蒸したものをスプーンで削いで、甘いココナッツミルク風味のもち米と合わせて、バナナの葉っぱで包んで一丁あがりなのが「カオニャオ・サンカヤー」。
かぼちゃの中身、種とワタを取り除いて、サンカヤーの生地を流して蒸したやつが、「サンカヤー・ファクトーン」

それから、
バンコクの、そこいら辺の屋台で、
おやつタイムから夕方にかけてなど、トロリとしたカスタード・クリーム風にしたのを、ふわふわに蒸した角切りコッペパンにつけて頂くのものは、「カノムパン・サンカヤー」。
なぜか、このオヤツの屋台では、高校生~大学生カップルが、隣り合わせに座って仲睦まじくアツアツっとほおばっている姿が必ず見られます。


で、この、最後のサンカヤー。
Wandee先生から習った時に初めて知ったのですが
正式名称は「サンカヤー・シンガポール」というのです。


へー、シンガポールなんだー。
ハイカラだからか?と最初は思ったものですが
(それで言えば、昔、台北の空港の麺類のレストランに入ったら、「新嘉坡風**麺」というのがヤタラに多くてちょっとヘコンダ事があった)

仕事で何度か作っているうちに
「もしかしたら、これは、シンガポールのカヤジャムのことを言っているんじゃないか?」
と思い、
シンガポールに行って、カヤトーストを食べ、もちろんカヤジャムも買ってバンコクに帰ったのです。

・・・今思えば、この当時のツメが甘かった。

「なんだ。カヤジャムのほうが、もっと濃厚でまさにジャムじゃないか。」


して、今回。
はじめて日本で作ろうと決心し、1人で無心にヘラでかき混ぜているうちに


「やっぱ、サンカヤー・シンガポールをこってり煮詰めると、カヤジャムになるよ、絶対!」
と、現代文明の利器、インターネットで調べてしまった。


結果。
      
       材料、ホボ同じです。

タイのサンカヤーのほうが、圧倒的に煮詰めない。本当にカスタードクリーム。


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ということで、

ちょっと固めに仕上がってしまった、カヤジャム。
薄切りトーストにたっぷりバターで頂きます。


ハイカロリー、チョー・メタボ食ですが
まあ、たまにはよかろう。







ちなみにタイのサンカヤー、
蒸したコッペパンのほかにも
老舗の有名店で、薄切りじゃないけど、トーストで頂くスタイルのところがある。

店の名前は「モン・ノムソット」。
カオサン通り、民主記念塔近くにある「タノン・ディンソー(えんぴつ通り)にある老舗で、常時ウィルン(若者)でいっぱい、みんなトーストをつついています。




*******

追伸。

この週末、インドネシア関連の仕事をしているお友達と久しぶりに会って、
ここぞとばかりにカヤってインドネシア後でどんな意味?質問をしてみたら。

「カヤっていうのは、お金持ちとかいう意味。あ、ちなみに、カヤジャムはシンガポールにしかないからね。」

やっぱ、フシギ・スイーツだわ、カヤジャムって。
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Commented at 2008-12-13 21:54
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by salaisara at 2008-12-15 13:10
うひゃあ。大先輩、わざわざお越しくださって、恐縮でございます。
子育ても料理も写真も、見習いたいことがたくさんですので、今後とも、よろしくです~。
by salaisara | 2008-12-15 13:14 | お菓子(カノム) | Comments(2)