イエローカレーの地位を追われた 地味カレー

4月のmonthly lessons,はじまりました。

今月は、小さいほうの唐辛子を使った
南のカレーを作ります。
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ちなみに

左が一般的なカレーで使う、大きい干し唐辛子(プリックチーファー・ヘーン)

右が、今月使う、プリッキーヌー(小さくって、辛い 唐辛子)の乾燥したやつ。



その、激から唐辛子で作るカレー。

実は、あまり種類はないです。
 
その、貴重な、小さい干し唐辛子をペーストにつかったお料理。
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ゲーン・ルアン・ノーマイ  と、いいます。


これ、私がタイの料理学校で日本語通訳している時に
在住的の長いお友達が「バンコクではほとんどお店で見かけないから、自分で作れるようになりたい」と
リクエストされて、初めて知ったカレー。

当時、日本人といったら、グリーンカレーとトムヤムクンのリクエストが続いていたなかでのご要望。


どんだけマイナーなリクエストよ。



ちなみに、ゲーン というのは 汁物とかカレーの意味で、 ルアンは、「黄色」。

そう。
本来なら、日本人が良く知っている「カレー3兄弟」の、グリーン、レッド、イエローの イエローは
この、ゲーン・ルアン が張るはずだったわけであります。

が、このとおり、地味なたたずまい。
オマケに、材料の 筍の漬物が どうにもビミョーな風味を醸し出し、
「曲者系タイ料理」のカテゴリー(ジャパニーズ目線でな)として、地味に、南部地方で食べられていた。

そこに、ココナッツミルクを濃厚に纏った、チキンとジャガイモのはいった、
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ゲーン・カリー という、女子受けばっちりのカレー

「あたくし、黄色いので、イエローに入ります、うふ」と、メジャー入りを果たしたわけです。

 
美人って、得だね



ということで、ちょっとアタシ的に、特に筍の漬物の風味を敬遠して、長らくお蔵入りしていたレシピですが。


ふと思いついて、 日本の筍水煮で作ったら

あらまあ、何と後を引く美味しさ。
しかも、魚入り。

試作の度に ずずず と、スープを飲み干してしまい、

カロリーよりも、塩分の過剰摂取に、 いささか焦った、 試作の日々。




ご安心下さい。
レッスンでは、1人で全て平らげるわけではないです。

が、4月最初のレッスンで、カレー好きの生徒さんが、 無言でずずず、と、お代わりを続けていたのは
センセ、みていましたぞ。



この、地味で、しかも、材料がシンプル極まりないくせに、
妙に後を引く美味しさの、超マイナー系カレー、

仕上げの味付けが「こいつ、入るか!」と、思えども、 そいつがまた、いい感じに味をまとめてくれて
「料理は科学だー」と、 感心しちゃう、 タイ南部のカレー。



作って見たい、たべてみたいかた。
17日に 若干お席が空いてます。

あと、平日希望の方は、 2名さま以上で 日程を要相談にて 開講いたします。
(4月はね、子供の新学期がね、 なかなか、予定立ちづらいですよね。ふぅ。)


ご興味のあるかたは、 HPより お問い合わせ下さいませ。



あ。ちなみに、 冒頭の唐辛子。
レッスン初日のカレーは、唐辛子11本入れたら
辛いもの好きなつわものメンバーが「辛い~!」と、 結構びっくりされていました。
次回からは、多少、辛さをひかえてみたいと思います。
次回からこられるかた、お楽しみに。




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by salaisara | 2016-04-11 10:30 | カレー | Comments(0)