偽名疑惑

ずっとずっと、気になっていたものに、ようやく手ぇえつけました。

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思い起こせば日本に帰ってきた翌年の秋ごろから。

当時、頼りにしていた八百屋さんの店先に、時々ソイツは積まれていた。


名前は「セレベス」。

随分と、こぢゃれた音の芋じゃないか。



でも。

こいつ、タロイモちゃうん? タロイモさんですか?

芋に問うても、答えはなし。

八百屋の親父は売り込みに忙しく、 買うと決めねば声もかける勇気もなく。

普通の里芋よりも値段が高めなので、失敗したら泣いちゃう、と、
見かけるたびに売り場でそわそわしては立ち去るとうのを続け、

 その後、 忘れ果てた。


その後、引っ越した先の、年中ドリアンが売り場に鎮座しているような、大型ショッピングモールに入っているスーパーマーケットでも、そいつは秋になると売り場の一角を占領していた。



誰が買うのか? あたしか? アタシを呼んでいるんか、 この、タロイモみたいなやつは?


とうとう、奴と出会ってから5年目。

というとう、 実家近くの直売所で、たまらず買ってしまい、 調べてみた。

以下、ウィキペディアより抜粋。

「世界各地の温暖な地域で根菜として利用されている。熱帯アジアやオセアニア島嶼域、アフリカの熱帯雨林地帯ではさらに多くの種や、その品種群が多く栽培されており、これを主食としている民族や地域も多い。畑作だけでなく水田耕作でも栽培されている。また、若葉は葉菜として利用される。

近年ではセレベスの名でスラウェシ島原産ものが、比較的市場に出回るようになっている。」


お前、やっぱり、ほぼタロイモだったんか。



となれば。
うちに来たが100年目。 そのセレベス、これになってもらおうじゃないの。と。


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カノム・モーケン(ココナッツミルク焼きプリン)。

カノムモーケン。
タイではプレーンタイプや緑豆入りもありますが。
ダントツ人気はタロイモ入り。


今月のレッスンのデザートに、お出しします。



と、ようやく長年の謎を解いて、胸をなでおろしているセンセーですが。


一般の日本人は、セレベス、どうやって食べているんだろ?



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Commented by b-nomad at 2013-11-17 14:58 x
この焼きプリンおもしろーい。おいしそう!
芋の名前はよくわからないけど、小さいやつだったら、実家では茹でて(蒸して)つるんと塩つけて食べてますよ。
Commented by salaisara at 2013-11-18 10:03
nomadさん。 この焼きプリン、今までは緑豆とかプレーンとか、サツマイモ(トロピカルなスイートポテトみたい)で作っていましたが、 セレベス、いい仕事してくれましたわ。 

タロイモは、タイでは主にスイーツに使うのですが、私も塩ふって食べるのとか好きでした。 
でもさ。日本はネチィ~っと美味しい里芋さんがあるので、セレベスさんを好んで食べる人は、そのネチィ~が苦手な人なのかな?そもそも「ネチィ~がないです」というコピーもなければ解らんじゃないかとか、まだ悶々としとります。
by salaisara | 2013-11-16 17:23 | お菓子(カノム) | Comments(2)