2013年 10月 04日
場数を踏むこと。
今年買った栗は、産直市場で買ったせいか、えらく剥きやすい。
・・・・相変わらず、 皮むきに失敗したり、下茹での段階で割れちゃったりしていますが。(汗)
失敗したのは、小さい先生が食べてくれる。
「・・・・栗って、甘いね」
そうだよ。お砂糖入れなくても、十分甘いんだよ。
でも、センセー、お砂糖入れて煮てしまいます。
栗の渋皮煮・2013.
今年は謙虚に400gで作ってみた。
日本に帰ってきてから、お友達や、覗き見している料理ブログなどで、 いとも簡単に「渋皮煮を作りました」な報告をしているのに触発されて、 エイヤっと作り始めてから。
栗仕事は、すっかり秋の行事の1つとなった。
最初は、「よくぞ皆さん、いとも簡単に作りました~と、軽やかに言えるもんだ」と思ったものの。
400gという量か、 新鮮な栗だったというせいか、 まあ、今年は、慌てることもなく、作り終えてしまった。
しかし、まあ。 こういう、気の長い作業、材料は少ないけど手間隙がかかる食べ物は、
毎年地道に作り続けて何十年、という、おばあちゃんのが美味しい というの、よく分かる。
一度目よりも2度目、場数を踏んでいくと、たとえ1年に一度しか作っていなくても、それなりに上達していっているから、すごいもんだー、と思う。
昨今の世の中、渋皮煮を作る悠長な時間は、なかなか手に入れづらいらしいので、
せめて、仕事に家事に日々忙しく働いている生徒さんがたに、 今月のデザートとして、お出しします。
レッスンの最後に、しばしホッコリして下さい。
・・・・去年も食べた方、今年の渋皮煮の出来についてのジャッジをお願いします。(汗)