2011年 01月 12日
本場志向。
この、子供の頭ほどの大きさのかんきつ類。
決してタイから密輸してもらったのではありません。
晩白柚(ばんぺいゆ)といいます。
1月のレッスンでは、生徒さんのリクエストで ヤム・ソムオー(ざぼんのサラダ)をやりますの。
私も、色々なかんきつ類で試作してみて、ソムオー(タイのざぼん)で作るのではない、かんきつ類のヤムはオリジナル(遊びとも言う。笑)で作ったりもしてみましたが。
やっぱ、私のレッスンは、なるべく本場と同じ素材を使って、本場の作り方でお教えするべきだと、決意を新たにしたところなので、この、ざぼんのサラダもタイのざぼん、ソムオーと同じ味である晩白柚をお取り寄せ。
・・・・・・・なあんて。
このざぼんちゃんは、ジャムねーちゃんでもある生徒さんが、「私はこれでジャムを作りたいのでセンセー、共同購入しましょう。それでレッスンでヤム・ソムオーを教えてください!」と、お取り寄せしてくださったものなのです。
しかも、彼女だけでなく、他の生徒さんたちもみんな、
「タイで食べておいしかったから、日本で習えるのがうれしいです!」とか、
「ざぼんのサラダ、食べたことがないけれど、楽しみです!」とか、
「九州に旅行に行く予定なので、習ったら晩白柚、現地で探してみます~」
「実家から送られてくるので(!)レッスンで習うの、楽しみにしています。」
そりゃーもう、ノリノリなのです。
晩白柚なんて、関東では手に入りづらいから習いたくないなんていうご意見、皆無なのですが。
うちの生徒さんたちって。。。。。どれだけディープにタイ料理好きなんだろう?
ちなみに、レッスンまでのお楽しみの方は見ないでいただきたいのですが。
センセーがご家庭用に作った、ヤム・ソムオー IN JAPAN は こういうのです。
本日のお昼ご飯。
何といえばいいやら?
クイッティオ・センヤイ(幅広米麺)にチュウカな肉味噌をのっけたやつ。
米麺はぬるま湯で戻してから茹でて、お湯を切ったら太白胡麻油をまぶしておく。
小松菜は、きざんで茹でて、水を切る。
ショウガはごく細い千切りに。
それから、肉味噌を作ります。
ネギのみじん切りとショウガのみじん切りを香りが出るまで胡麻油(こっちは香りのある方)で炒めてから
豚挽き肉を加えて火を通す。今回はお肉が100gくらいかな?ネギは白い部分をエイヤと1本分。
お醤油大さじ1.5、紹興酒大さじ1、シーイウ・ワーン(甘いお醤油)大さじ半分と、お砂糖大さじ1、それから五香粉小さじ1/4ほどを加えて、お肉に味が馴染んで水分が程よく飛ぶ程に煮込む。
お皿にクイッティオと小松菜を盛り付けたら、肉味噌をのっけて、オカーチャンは更に最初にきざんでおいたショウガの千切りをたっぷりと散らす。
肉味噌にとろみをつけていないので、結構さらりと食べられる割りに、たっぷりのネギとショウガで風邪予防対策はばっちりさ。
今回は、はじめて米麺のセンヤイの乾燥を使ってみたけれど、この麺、茹でてもモチモチ。
炒めても大丈夫かも。
なお、
ジャムねーちゃんのおすそ分けは、これです。ショウガ。
これも、お取り寄せだそうで。
香りがいいっす。さすがです。
残りのショウガは、ゲーン・ハンレー(タイ北部の豚肉とショウガのカレー)に使う他、ウォッカに漬け込んでショウガ酒を作ろうとたくらんでおります。
ブチョウ、ありがとー。