2010年 06月 22日
冬瓜縮小化 ネギ遊び 御問い合わせについて。
冬瓜。夏に収穫されるけれど、まるっとそのまま涼しい所においておけば冬まで持つということから、その名がついたという。
タイ語では、ファク・キアオ。ファク というのは瓜類のことを指し、キアオは緑。
1年中夏みたいなタイでは、いつも出回っています。
旬は7月ー8月のくせに、フライングして走りの冬瓜を探し回りつつ、八百屋さんから聞いた話。
今では味があるようでない冬瓜は人気がなく、かつ、家族の人数も少なくなった日本では、1個まるっと使う人などほとんどいないから、農家でも、昔の80cm長などのビッグサイズではなく、わざと小さいのを作っているという。
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この、まるまる冬瓜は 三浦産のやつ。直径24cm皿にボコンと置けます。
こんな大きさじゃ、カービングに使いたいじゃないか。
・・・・いえ、やりたいのは山々でしたが、幼子が走り回っている時に真剣勝負できるわけでもなく、
彫ってそれをカップにするという目論みで。更に冬瓜を買ってきてスープを入れるにも気力が足りず、(彫ってから加熱するとトロけてしまいます)
レッスンではバックリと切ってスープにしました。
どうして私が旬の前の冬瓜を汗だくになって探し回ったかというと。
1つには、冬瓜が安くなってから生徒さんにガンガン作ってもらいたいからという以上に
やっぱりカオマンガイ(蒸し鶏乗せご飯)には、冬瓜スープを添えるのがマストなんですもの。
本来は、鶏を1羽、蒸し煮にして、出たスープでご飯を炊いて、更にどっぷりと余った鶏スープに、安くてカサの出る冬瓜を放り込んで カオマンガイのオマケとしてスープをつけてオトク感を出すという、屋台の目論見らしいけど。
ついでに、このレッスンでは、作り方があまりに簡単だったので、簡単すぎるカービングも伝授。
まず、ネギ遊び その1.
万能ネギの緑の葉っぱの部分を割いて、ナイフの背でしごくか、冷水に浸すと 葉っぱがクルクルになる。
このネギが添えてあると結構カワイイ。
でも、タイでは、カオパット(タイ風チャーハン)にも添えられていて、
箸休め、お口直しにポリポリやる。
生のネギをかじったほうが、よっぽど口が臭くなりそうですが。
・・・私もよくかじっていたけどね。
ネギ遊び その2.
ネギの青いところを短く切って、両端を細かく割いて水に放すと、端っこが丸まってちょっとカワイイスープの浮き身になる。
他にも色々ネギ遊びをして、好きに飾ってもらいました。
生徒さんたち、ハマりすぎだし。(笑)
素材紹介ついでに。
先日「欲しい!」とのコメントを頂きました空芯菜カッターは、 これです。
このカッターを持っていない生徒さんたちにも大うけでした。
と、改めて空芯菜の葉っぱを見ると、タイの炒め物に使うパクブン・チーン(中国空芯菜)と、葉っぱに衣をつけてフリッターみたいに揚げるのに使うパクブン・タイ(タイ空芯菜)の中間みたいな葉っぱの大きさ。
これはジャパニーズ空芯菜ということか?
味はタイのでも日本のでも美味しいけど。
何はともあれ、皆さん、よく出来ました。お疲れ様でした。
コチラでも鶏を丸ごと茹でて、
茹で汁半分は、鶏肉とお米を加えて
オーブンへ。
残りの半分は、スープにします^^
お得感、でますね~!!!
ここは、まだまだなんでもビッグサイズ。
食べ切れませ~ん(T T)
葱、カワイイ~☆
ムスメが喜びそうなので、すぐにやってみます^^
葱は、ペティナイフでも作れますから、是非やってみてください。ムスメっち、細工ものに興味を示してくれるの、いいですね。うちの子は・・・・・食べるのに夢中なので。(汗)