すごい葉っぱ

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そう、葉っぱです。結構長い。
タイ語ではバイトーイ、またはバイトゥーイ(bai-toei), 英語ではパンダンリーフといいます。
葉っぱをおいておくだけも、甘いタイ菓子臭い匂いがプンプンします。

タイでは色々な用途で使います。

例えば、とうもろこしを茹でる時に この葉っぱを加えて一緒に茹でて、甘い香りをつけます。
ココナッツミルクのプリンを作る時でも、生地にこの葉っぱを揉み込んで匂いを移します。
この葉っぱを細かく切って水と一緒にミキサーにかけてから漉した緑色の汁はケーキやカスタードクリーム、やら、お菓子の緑の色づけに使われます。

短い葉っぱは 神様へのお供え花の花束として、デンファレと一緒にくくられて市場の花屋で売られています。

とにかくタイ人は、この葉っぱの甘い匂いが大好きらしい。 
タクシーの後部座席後ろにワッシリと積まれている事もあります。

かつて一度だけ
原因不明の気分の悪さに見舞われて病院へ向かったとき、
やっと捕まえたタクシーに、この葉っぱが積まれていた時には 病院に到着する前に気を失うかと思ったものです。

ちなみに実は、私はこのタイ菓子臭さが元々苦手です。
タイにいた頃も、レッスン準備の為にこの葉っぱを買い込んできて、再び外出して戻ってきた時には、部屋中に充満した葉っぱの匂いに卒倒しそうになった事が何度か。

それでもこの葉っぱをわざわざ取り寄せて 何を作ったかというと。



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10月のレッスンで、 ガイ・ホー・バイトーイ(鶏肉のパンダンリーフ包み揚げ)。
これは、この葉っぱで包んでこその料理なのです。

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だって、紙で包んで揚げても色気がない。

シンガポールになら「ペーパーチキン」の有名なお店があったりしますが、タイ料理、特にこういうお上品、宮廷系の料理では色気も重要視されるのです。

(あと、タイでもタイスキで有名なCOCAの前菜で、ペーパーチキンはあった記憶が。)




たれは、甘くてゴマの香りの香ばしいお醤油風味のタレです。
このタレだけでも、柔らかく蒸して細かく裂いた鶏肉にタラっとかけてあげただけでも、娘の食欲が倍増しました。子供も好きな味付けかも。


そんな、タイ料理をやる人なら買っておいても損は無いと思われる、用途多彩な葉っぱですが。

どうやら最近、検疫が厳しくなって日本には輸入されづらくなっているとのこと。(横浜のタイ食材店のオヤジ談)

オーマイガッ! まだレッスンは続くのに!!
切らしては困るので、何とか日本で探し出して見ます。
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by salaisara | 2009-10-13 14:41 | 肉料理 | Comments(0)