ビール?それともゴハン?こっそりタイを盛り込む妻

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大して仕事をしているわけでもないのに、
「仕事が終わってビールでプハーをやりたいなー」

と、豚肉のニンニク・コショウ揚げ(ムートートガティアム・プリックタイ)を作ってしまいました。

ニンニク、粒コショウなどを石臼で潰して、ナムプラー、おしょうゆ、シーズニングソースなどを加えたやつに豚肉を漬け込んで素揚げしたもの。

最初にみじん切りにしたニンニクをきつね色に揚げてから取り出し、そのニンニクの香りのついた油でそのままお肉を揚げると、より美味しく出来上がります。

これはダンナも食べてくれる。




下味に使ったのは、ニンニクと粒コショウと、それから、パクチーの根っこなのさー

パクチーは、根っこのほうが香りが強くて、こうやって叩いて下味に使ったりするのです。
だから、タイ料理オタクは根っこつきパクチーを探して奔走するのさ。

うちの近くの八百屋さんは、印度人もよく買い物に来るらしく、パクチーを仕入れてくれとリクエストされたとのことで、よく安くて根っこつきの活きのいいパクチーが売られているのさー、るるる~♪

こういうときだけ、インド人万歳!(他の時には、過去、インド人には散々っぱらやっつけられているので、いいイメージがない)


と、この、ムートート・ガティアム、タイではスナックとしてよく屋台でジャージャー揚げながら売られていますが、一方では「貧乏人の食事」といわれています。

味が濃いからご飯が進むし、揚げ物だから腹持ちがいい。
これに、同じく腹持ちのよいもち米(カオニャオ)とセットで15バーツ(45円くらい)。
ぶっかけ飯食堂でも大体25バーツくらいからなので、安くて少量でお腹いっぱいになるということで、エコノミー食の代表となったらしい。

そういえば、タイで住んでいた家の近くによく徘徊していた、物乞いさんだか物売りさんだかよく分からない青年が、よくこの「貧乏セット」を食べていた。
それで、「なるほど、ムートートガティアムは本当に貧乏セットなのだな」と納得していた。


して、豊かといわれている日本にて。

本当はビールに合うようにと作ったこの料理を食べたダンナ。
「ごはん、ない?」

普段ダンナは朝昼は「パンなんかじゃ体がもたん!」とがっつりとご飯を食べるのですが、夕食にはお酒とちょこちょこっとオカズを食べるくらいでご飯を食べません。

ふーん、へー、そうなんだー。
やっぱ、ムートートガティアムの濃い味付けには、ごはんなのだね。

これから、お昼のお弁当のオカズが少ないときには、この料理を作って「貧乏定食」としよう。
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by salaisara | 2009-04-22 11:28 | 肉料理 | Comments(0)